前回までのプログラミング学習コラムに続き6回目の勉強内容です。
こんにちは、植原です。前回は、VirtualBoxをインストールする方法をご紹介しました。
今回はVirtualBoxに仮想マシンを作成する方法と、最も良くサーバ用途に使われるLinuxディストリビューションであるRedHat Enterprise Linuxのクローンで無料のCentOSのインストールイメージをダウンロードする方法をご紹介します。
1. 仮想マシンの作成
1-1.VirtualBoxを起動します。
1-2.「新規(N)」をクリック
1-3.「名前(N):」欄に「CentOS 6」など、自分がわかり易い名前を入力します。「CentOS」と入力すると、「タイプ(T):」欄は「Linux」、「バージョン(V):」欄は「Red Hat」が自動的に選択されます。自動的に選択されない場合は自分で指定してください。
1-4.仮想マシンに割り当てるメモリのサイズを指定します。GUIでインストールするには、1024MB(1GB)以上必要です。
1-5.「仮想ハードドライブを作成する(C)」にチェックがついていることを確認し、「作成」をクリックします。
1-6.「VDI(VirtualBox Disk Image)」にチェックがついていることを確認し、「次へ(N)」をクリックします。
1-7.通常は「可変サイズ(D)」を選択しますが、HDD容量に余裕がある場合は「固定サイズ(F)」を選択するべきでしょう。どちらか選択して「次へ(N)」をクリックします。
1-8.割り当てるHDDの容量を選択し、「作成」をクリックします。
これで、VirtualBoxのインストールが完了しました。
2.CentOSのイメージファイルのダウンロード
2-1.CentOSのサイトにアクセスし、上部ナビゲーションバーの「Downloads」をクリックします。
2-2.「CentOS Public Mirror List」をクリックします。
2-3.「South American, Asian, Oceania, Middle Eastern, African and Other Regional Mirrors」とクリックします。
2-4. リストの中からJapanのいずれかのミラーサイトの「HTTP」または「FTP」を選んでクリックします。
2-5. 執筆時点では6.4が最新なので、「6.4」をクリックします。
2-6.「isos」をクリックします。
2.7.「i386」または「x86_64」をクリックします。
2.8「CentOS-6.4-i386-bin-DVD1.iso」または「CentOS-6.4-x86_64-bin-DVD1.iso」を右クリックして保存します。
※i386かx86_64かはお使いのPCの環境によって異なります。わからない場合は、i386を選べばよいでしょう
次回は、今回ダウンロードしたインストールイメージを使用して、実際に仮想マシンにCentOSをインストールします。お楽しみに。