はじめまして。今回からコラムで執筆させていただくことになりました、植原健太です。私は小学校の頃からWindows 3.1やMS-DOSを使い、OSのインストール作業そのものや、Windows 95で実装されたTCP/IPといったネットワーク技術に興味を持っていました。
中学時代にはKNOPPIXやLindowsに出会ったことや学校のPCインフラにActive Directoryが導入されたことなどがきっかけとなり、 Linuxやサーバに興味を持ちました。
しかし、大の算数・数学嫌いだったため、高校2年で文系の道を選びました。受験では数学なしで入れる私大文系ばかりを受けました。
高校卒業後、東洋大学 国際観光学科で4年間、観光学(特に運輸業界の歴史と現状)の研究をしていました。そしてやはり数学系の科目は避けてきました。
しかしITの道へ
その一方で、大学に入学した直後に情報系科目担当の教授の研究室に所属し、サーバ管理等の勉強をしていました。ティーチングアシスタントとして情報系科目で教授の補佐もしました。
3年の秋以降、旅行会社・運輸業を始めとする観光系企業とその関連システム子会社を中心に就職活動をしていましたが、なかなかうまく行きませんでした。
一度立ち止まって自身を見つめなおしてみた時に、もともと観光と同じくらいネットワーク技術に高い興味があったこと、大学の研究室でサーバ等の勉強をして、やりがいを感じていたことなどから、サーバ・ネットワークをきちんと勉強し、その上でインフラエンジニアを目指したいと思い、卒業後に日本電子専門学校のネットワークセキュリティ科に進学しました。現在2年生で、来年の4月から、都内のWebサイト制作会社にてインフラエンジニアとして就業予定です。
ITインフラ周りのことを知っておくことのメリット
今回の記事のタイトルでもある、ITインフラ周りのことを知っておくメリットについてこれまでの自分の経験でお話していけたらと思います。
1. 自分で書いたWebアプリが動かせる環境を手に入れることができる
Windowsではデフォルトの状態ではPHPやPerlなどのプログラムを書いても、そのままでは動かすことは出来ません。そのPCを「サーバ化」することで、自分の手元でPHPやPerlが実行できるようになります。
2. インターネットの裏側の仕組みの理解を助けてくれる
『インターネットの仕組みってどうなっているの?』と疑問におもったことはありませんか?ITインフラを勉強すれば、自宅の中だけでしかもPC1台で「小さなインターネット」を構築することができます。このことについても次回以降の記事で触れていきます。
ITインフラについてコラムを書いていきます
このコラムでの私の方針としては、基本的にはサーバ・ネットワークなどのITインフラに関するお話を中心に執筆していきます。次回はXAMPPを使わないで、コマンド等でLAMP環境を構築する方法を解説していく予定です。お楽しみに。